TEL.0776-21-1300 内線 2540
MAIL.fukui-koujinou@kve.biglobe.ne.jp
事故や病気で脳がダメージを受けることで、注意や記憶・行為・学習などに支障を来たす障害です。
周りから理解されにくいため、「目に見えない障害」と言われています。
高次脳機能障害は、事故や病気などによる脳のダメージが原因で起こる障害です。
事故や病気など脳がダメージを受ける原因はさまざまです。
高次脳機能障害と診断されるには、下記の条件を満たしている必要があります。
. 記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などの認知障害のため、
日常生活や社会生活に困難がある。
. 事故や脳卒中などによる受傷や発症の事実が確認できる。
(CT、MRIなどの所見を含む)
. 除外項目(失語症、認知症、先天性の疾患など)に該当しない
上記3項目をすべて満たしている
検査所見で病変が明らかに出来ない場合でも、
慎重な評価により診断されることもあります。
詳しい診断基準においては、下記をご参照ください。
医療関係者の方はこちらをご覧ください
厚生労働省社会・援護局障害保健福祉部 国立障害者リハビリテーションセンターより引用
「高次脳機能障害」という用語は、学術用語としては、脳損傷に起因する認知障害全般を指し、この中にいわゆる巣症状としての失語・失行・失認のほか記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などが含まれる。
一方、平成13年度に開始された高次脳機能障害支援モデル事業において集積された脳損傷者のデータを慎重に分析した結果、記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などの認知障害を主たる要因として、日常生活および社会生活への適応に困難を有する一群が存在し、これらについては診断、リハビリテーション、生活支援などの手法が確立しておらず、早急な検討が必要なことが明らかとなった。
そこでこれらの者への支援対策を推進する視点から、行政的に、この一群が示す認知障害を「高次脳機能障害」と呼び、この障害を有する者を「高次脳機能障害者」と呼ぶことが適当である。その診断基準を以下に定める。
【診断基準】
〒910-0067
福井県福井市新田塚1-42-1
福井総合クリニック内
TEL 0776-21-1300
内線 2540
FAX 0776-25-8264