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例年開催しておりました「高次脳機能障害セミナー」から、今年度は名称を変え「福井県神経疾患セミナー」として専門職向けの講演会が開催されました。今年度は、東北大学の鈴木匡子先生より「認知症の非健忘症状」、川崎医科大学の三原雅史先生より「高齢パーキンソン病患者に対する治療戦略」について、ご講演いただきました。感染拡大防止のため、オンライン形式での開催となりましたが、多くの方にご参加いただきました。
私もオンラインで聴講させていただきました。普段関わる方の症状について、様々な視点から詳しく分析する必要性を、改めて感じることができた貴重なご講演でした。このような専門職向けのセミナーに参加することは、いつもと異なる視点で考えるきっかけとなり、とても勉強になります。
高次脳機能障害支援センターとしても、来年度も多くの方にご参加いただき、明日からの診療・支援に役立つセミナーを開催できるように、取り組んでいきたいと思います。
当センター運営委員 すぎも
10月10日(土)に、福井県高次脳機能障害リハビリテーション講習会を開催しました。
今年度のリハビリテーション講習会は、新型コロナ感染症拡大防止のため、当センター初 オンラインでの研修会の開催となりました。このような状況の中、97名もの方に参加いただきました。
今回は、当センターよりセンター長をはじめ支援センター運営委委員・福笑井会長が講師となり、下記テーマでお話しいただきました。
センター長 小林先生
「高次脳機能障害と自動車運転の再開」
自動車運転の再開には、認知面以外にも環境など多面的に考えていく必要性があるということについて、改めて意識していくきっかけとなりました。
支援コーディネーター 中島氏
「受傷・発症から仕事復帰までの流れ 交通外傷事例を通して」
地域の関連機関の紹介や実例を挙げて、お話しいただきました。高次脳機能障害となってから、社会復帰までの流れが大変イメージしやすく、今後の支援に活かしていけるような内容でした。
福井総合病院 言語聴覚士 富田氏
「失語症と社会参加」
失語症に関して、分かりやすく説明してしただきました。今後、失語症の方と関わる際には、この知識を活かしていきたいと思います。
福笑井(家族会) 会長 村下氏
「高次脳機能障害と家族の関わり」
ご家族だからこその視点からお話しいただきました。旦那様をずっと隣で支えてこられた家族だから気付く視点も多く、心にとても響きました。
どの講演も大変に分かりやすく、今後の支援に活かせる内容となっていたかと思います。
貴重な休日に、ご参加いただいた皆様。
ありがとうございました
来年度も、皆様に喜んでいただけるようなリハビリテーション講習会になるように企画いたします。楽しみに待っていてください。
当センター運営委員 まつい
当センター運営委員 こまき
当センター運営委員 こまき
ピアサポートに関しては、私自身初めての内容だったので、方法から内容までとても勉強になりました。その中でも、先生がおっしゃっていた「ご家族から話しを聞くことで、本人・家族が
“聞いてもらったことで気持ちが楽になった気がする” 感覚」は、普段なかなか想いを打ち明けられない方々にとっては非常に気持ちが楽になる経験になるのではないかと感じました。
勉強会後、家族会の方々同士での交流会では、それぞれが想いを打ち明け、共感できる素敵な場になっていたのではないかと思います
私も、普段診療している中で、携わらせていただく患者さん・ご家族の方に少しでも想いを打ち明けてもらえるようなスタッフでありたいと改めて感じることができた勉強会となりました。
当センター運営委員 山ぐち
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