研修医1年目・松山先生が、2024年3月9日に行われた第54回日本リハビリテーション医学会北陸地方会で、ギランバレー症候群に対して上肢HAL(Hybrid Assistive Limb)を用いてリハビリテーション治療を行い、有効であった症例について報告をしました。
これまで、ギランバレー症候群に対しては、下肢HALの有効性は報告がありますが、上肢HALの有効性の報告はありません。松山先生は治療前後の動画などを示しつつ、これまでの既報告を分析し、上肢HALの有効性の機序についてもディスカッションしました。
会場からは、実際に導入する際のコストや手続きなどの質問が挙がり、多数の先生からの興味を引き付けました。
今回の発表で、2023年度入職の研修医全員が地方会および全国会1回の年2回の発表を達成しました。
松山 拓未、佐藤万美子、林 幸司、他。上肢単関節型 HAL の使用が有効であった回復遅延型ギランバレー症候群の一例