初期臨床研修医
よくある質問 Q&A
福井総合病院の研修がよくわかる!
あなたもきっと見学に来たくなる!
勤務体制について
- 救急の仕組みについて教えてください。
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当院の救急は主訴別に専門医がCallされる仕組みです。例えばめまいならば神経内科・リハビリテーション科、四肢外傷なら整形外科といった感じです。救急車の1st callが入った時点で、その日担当の各診療科救急担当医と、研修医にCallがあります。研修医は各科専門医と一緒に、病歴聴取から検査・治療計画まで担当します。余裕があれば、研修医はそのまま入院担当医となることも可能です。
また、救急診療の経験のため、大規模救急診療を行っている県内外の病院へ実習に行くことも可能です。県外は北海道の2病院と提携しています。
- 休日・夜間の当直の仕組みについて教えてください。
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研修医の当直は月4回程度です。当院の休日・夜間当直体制は研修医をしっかりとサポートできるよう、内科系と外科系当直医が1名ずつ当直しています。どんな症例でも、いつでも研修医を一人にすることなく、フォローアップを行います。
また、専門医に緊急コンサルもしやすい環境で、各科のオンコール体制となっています。当直医で対応が困難な症例は、遠慮なくコンサルトすることが可能です。
- 当直費はどれくらい支給されますか?
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約3万円です。
- 土日、休日はどのような体制でしょうか?回診に行く必要はありますか?
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基本的に、当院は土日・休日に患者さんに何か変わったことがあれば、当直医にCallがある体制です。また、土日・休日はOffを原則としており、平日での診療を基本としています。
もし、休日・夜間帯に担当患者さんの急変などで呼ばれることがあった場合には、時間外手当を支給しています。Onの時間は元気に働いて、Offは自分の時間を大切に、メリハリのある診療をしましょう!
- 当直明けの勤務体制について教えてください。
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働き方改革の影響もあり、当直明けはすぐに帰ってもらいます。
教育体制について
- 県外の病院と提携していると聞きました。どんな病院と提携しているのでしょうか?
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当院は救急研修の期間で北海道の手稲渓仁会病院か市立函館病院のどちらかに行くことができます。どちらの病院も、救急車は年間5000台以上で、ドクターヘリやドクターカーを運用され、救急指導医や専門医が豊富に在籍されている病院で、救急研修には最適と考えています。当院のプログラムでは、4週間の派遣を計画しています。
地域医療研修では、沖縄の3施設と提携しています。具体的には、本島の首里城下町クリニック(那覇)、もとぶ野毛病院(本部町)に加え、宮古島のうむやすみゃあす・ん診療所と提携しています。希望に応じて実習期間を調整しており、4週~10週まで実習が可能です。希望があれば、3施設全て回ることが可能です。
県外の医療文化を学び、視野を広げるいい機会と考えていますので、ぜひ応募下さい!
- 総合診療を学ぶ機会はありますか?
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当院では、月曜~金曜日まで午前2診と午後1診(木曜日午後は休診)、土曜日午前2診の総合内科外来を実施しています。16コマの総合内科外来は県内でトップです。内科系ラウンドの際に、希望があれば、学びに行くことが可能です。また、2年目の選択でも総合内科外来を回ることができます。
希望があれば、何科をラウンドしていても、土曜日午前の総合内科外来の見学は自由です。土曜日は担当医は交代制ですので、様々な上級医から指導を受けることが可能です。
- 研修医向けのレクチャーは豊富にありますか?
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当院は研修医の診療能力の後押しをするため、様々な学習機会を用意しています。各科指導医から、毎週月曜日に様々なテーマについて直接講義を受ける「マンデーイブニングセミナー」から、感染制御部主催の「抗菌薬レクチャー」、放射線科主催の「放射線カンファレンス」、福井大学名誉教授の寺沢秀一先生による「実践救急医学セミナー」など目白押しです。学習環境が充実しているのも、当院の魅力の一つです!
- 手技はたくさんできますか?
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研修医期間に様々な基本手技を身に着けたいのは当然と言えますが、当院は数ある病院の中でも特にできます。その理由の一つとして、当院には専攻医クラスのドクターがあまりいない点が挙げられます。専攻医自身も各診療科に進んだ3年目から5年目の若手医師ですので、手技があれば基本的にやりたい学年で、専攻医が多い病院はなかなか研修医まで手技の機会が回ってきません。その一方で、当院は通常専攻医がやるような手技が直接研修医に回されるため、2年間を通じで幅広い基本手技や専門的な手技を学ぶことができます。
- 診療科が少ないと聞きましたが、それでも良質な研修が受けられますか?
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私たちの病院の弱点として、大学病院のように全ての診療科がそろっていない点が挙げられます。その中で良質な研修機会を確保するため、県内外の様々な病院と提携を結び、当院で出来なければ、他の病院で学ぶという方針としています。また、大学病院の医療も経験したいというニーズもありますので、福井大学医学部附属病院の全ての診療科から選択してラウンドすることも可能としてます。一つの病院で勤務していると気付くことができないことが往々にしてありますが、別の病院で勤務をすると、新たな発見があり、それが今後の医師人生に影響を与えることがあります。研修提携先の選択肢がたくさんあることは、当院の研修医にも好評です。
- 救急をたくさん経験したいのですが、救急の体制はどうなっていますか?
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当院の救急は基本的に365日受け入れを断りません。そのため、公的救急車やグループ間施設搬送などを合計すると、年間2,000台以上あります。当院は少人数制の研修医プログラムのため、研修医一人当たりの救急車対応数は福井県内トップクラス!慣れない疾患の対応でも、日中・夜間問わず、指導医がバックアップします。手が空いている研修医はどの診療科を研修していても対応をしてもらうため、2年間を通じて幅広い分野の症例を多数経験できます。
また、更に高度の救急医療を経験してもらうため、北海道の救急医学の教育体制の整った病院(手稲渓仁会病院・市立函館病院)に1か月派遣しています。手稲渓仁会病院は、研修医の期間にドクターヘリを経験できます。市立函館病院は救急輪番制を行っており、普通では経験ができない救急車の数に対応することができます。
福利厚生について
- 住環境について教えてください。
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2023年3月より、レジデントハウスを新築しました。防音の行き届いたスマートハウスで、Wi-fiや水道代は家賃込みです。家賃相当分は、住宅手当として補助しています。大変便利なところにあり、福井総合病院の徒歩圏内で、横に生鮮食品も買えるドラッグストアもあります。
また、自分で選びたい方は、住居手当を月4万円まで支給しています。福井県の家賃相場は全国的にみても安いため、ご自身で選んだ際でも、大部分が補填されます。近場にスーパーや商業施設も多くありますので、生活に不便をすることはまずありません。
- 昼食はどのような環境ですか?
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福井総合病院には、職員食堂があります。日替わり定食はメイン、小鉢2品、汁物、ご飯がついており、400円です。その他、丼もの、カレーやうどんなどがありますが、全てワンコイン以下です。栄養バランスにも配慮しており、栄養面からも研修生活を支援をしています。
- 子供がいるのですが、保育施設はありますか?
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職員のため、グループ内に認定こども園(福井総合クリニックに隣接)があります。未満児~未就学児までお預かりすることが可能です。
また、お子様の急な発熱などにも対応が可能な、病後児保育も実施しています。安心して研修生活を送ることが可能です。
- 福井総合病院ならではの福利厚生はありますか?
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様々な福利厚生があります。例えば、本人の外来・入院医療費は保険診療分について補助が受けられます。職員を大切にしている当院だからこその福利厚生です。
研修医には自分で選べるおしゃれ白衣を支給しており、日々のモチベーションアップを図っています。その他、スキージャムに、コテージを保有しており、冬季はスキー三昧です。35歳以上の職員は当院で人間ドックが無料で受けられ、他にはない特典です。
職員旅行は1年に1回あり、そのうち、2年に1回は海外旅行を予定しています。行先はいくつかの選択肢から選べます。事情により旅行が難しい方は、県内のレストランでの会食を選択することが可能です。
入職時に研修医の希望を聞いて10冊の共用医学書を購入しています。
採用について
- 福井総合病院の研修に応募する際に、試験はありますか?
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見学に来られた方は、面接も兼ねておりますので、試験は免除しています。基本的に合格としていますので、ご安心ください。来られたことがない方は、簡単な面接を行います。
学生実習で来られた方、何度も見学に来院頂いた方は、お互いに知る機会が多くありますので、マッチングで優遇をしています。
- 少人数の採用なので、研修はどのようなものになりますか?
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当院は基幹型プログラムでの採用は3人で、福井大学附属病院のたすき掛けプログラムで1~2人の受け入れをしています。少人数のため、上級医から常にかわいがってもらえるという雰囲気が強いです。
また、少人数のため一人当たりの症例数は豊富なものとなり、救急車、Walk-in、総合診療の機会などは十分あります。上級医の先生はいつも気にかけてくれますし、じっくり、みっちり研修ができるため、そういう雰囲気を望んでいる方にはお勧めです。
- 見学はいつが良いでしょうか?見学の問い合わせ先はどこでしょうか?
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1年を通じていつでも見学が可能です。事前に総務課(担当:武川 rinken@f-gh.jp)まで連絡をください。
また、卒前実習(クリニカルクラークシップ)も受け入れており、福井大学・金沢大学からの受け入れの実績があります。研修内容などを含め、当院のことをじっくりと知ることができますので、こちらへの参加も歓迎いたします。
- 福井総合病院とたすき掛けを行っているプログラムはありますか?
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福井大学医学部附属病院のプログラム(BプログラムとCプログラム)で、当院を選択することが可能です。また、金沢大学付属病院の協力型臨床研修病院となっており、希望があれば一定期間、当院で研修することも可能です。
- 出身大学は採用に関係ありますか?
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当院は出身大学は一切関係がありません。
- 留年生/国試浪人生/再受験生は採用に不利でしょうか?
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当院はこれらに該当する方でもフラットな目線で評価をしており、これまでに多数の採用実績があります。
その他のページ
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当院は、地域の人から親しまれるような
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