リハビリテーション科専攻医・浅野先生は、パーキンソン病治療薬としてよく用いられるトリヘキシフェニジルが、Parkisonismによる開眼失行に特に効いたという経験から、トリヘキシフェニジルの薬物動態ならびにParkisonismの開眼失行への機序を分析し、論文にまとめられ、Cureus(IF=1.2)に掲載されました。
開眼失行はあまり他剤に効かないことが多いため、臨床上有益な情報になると思われます。
Asano R*, Hayashi K*, Sato M, et al. Efficacy of Trihexyphenidyl on Apraxia of Eyelid Opening in Parkinsonism: A Case Report. Cureus. 2024; 16(3): e56232. doi:10.7759/cureus.56232.
*共同第一著者(このジャーナルの規定により、Acknowledgementsに記載)
https://www.cureus.com/articles/238517-efficacy-of-trihexyphenidyl-on-apraxia-of-eyelid-opening-in-parkinsonism-a-case-report#!/