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研修医1年目・泉先生は、ラモトリギンの使用により小脳症状が増悪した脊髄小脳変性症の症例報告をまとめられ、Cureus: Journal of Medical Science(IF=1.0)誌に掲載されました。

ラモトリギンは、気分障害やてんかんの治療に有効な薬剤として知られています。脊髄小脳変性症では、気分障害を合併することが比較的多くみられ、その治療に用いられることがあります。

従来、ラモトリギンによる神経症状の悪化は中毒域での報告に限られていましたが、本症例では治療域内の常用量投与でも症状の増悪が確認されました。さらに、ラモトリギンには一部の神経変性疾患において神経保護作用が報告されていましたが、本症例では逆に症状が増悪したことから、臨床的に重要な知見を提供する症例報告となりました。

 

Izumi R*, Hayashi K*, Suzuki A, et al. Exacerbation of Cerebellar Symptoms in Spinocerebellar Ataxia Induced by Lamotrigine: A Case Report. Cureus.2025;17(1): e77448.
*Co-1st authors; 論文に明記

https://www.cureus.com/articles/335498-exacerbation-of-cerebellar-symptoms-in-spinocerebellar-ataxia-induced-by-lamotrigine-a-case-report#!/

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