研修医1年目・泉先生は線条体黒質変性症（MSA-P）に対し、集中リハビリテーションプログラムであるリー・シルバーマン療法の一つのLSVT-LOUD®を行い、有効性を示した症例報告をまとめられ、Cureus(IF＝1.0)に掲載されました。
これまでLSVT-LOUDはパーキンソン病の音声療法を目的とした集中リハビリプログラムとして開発され、世界中で使用されています。パーキンソン病の類縁疾患であるMSA-Pに対しては、有効性の報告はありませんでした。今回は1例報告ではありますが、世界で初めてMSA-Pに対するLSVT-LOUDの有効性を報告しました。
この内容について、第57回日本リハビリテーション医学会北陸地方会で発表する予定です。
Izumi R*, Hayashi K*, Saito N, et al. Effectiveness of Lee Silverman Voice Treatment (LSVT-LOUD) in Parkinsonian-Type Multiple System Atrophy (MSA-P): A Case Report. Cureus.2024;16(11): e73106. doi:10.7759/cureus.73106
*Co-1st authour
https://www.cureus.com/articles/314470-effectiveness-of-lee-silverman-voice-treatment-lsvt-loud-in-parkinsonian-type-multiple-system-atrophy-msa-p-a-case-report#!/