泉先生は、先日論文化したリー・シルバーマン療法の音声療法を線条体黒質変性症に適用し、有効だった症例について発表されました。リー・シルバーマン療法は北陸地方ではあまり行われていないため、他の施設からの先生方からその実施方法や改善の様子について多くの質問が寄せられました。
松山先生は、痙縮の治療の一環として行ったバクロフェン髄注療法(ITB療法)の中で、偶然に構音障害が改善した症例を提示しました。会場からはその劇的な改善に対して多くの質問があったものの、適切に回答されていました。
発表タイトル:
- 泉里奈、林幸司、鈴木飛鳥他: 線条体黒質変性症(MSA-P)に対するリー・シルバーマン療法の有効性を示した1例
- 松山拓未、橋本智哉、宇野初二他: ITB療法により構音障害が改善された1例