当院1年目の研修医の鈴木先生は、溶連菌による感染性心内膜炎から両側の頭頂後頭葉の脳梗塞に進展し、Bálint症候群を呈した1例について、日本神経学会の英文誌のNeurology and Clinical Neuroscienceに発表しました。
感染性心内膜炎によるBálint症候群の報告は世界2例目であり、出血性梗塞が原因であったという報告は世界初です。
鈴木先生は研修医1年目ながら筆頭論文は2本目であり、研修医1年目での国際誌掲載は快挙です。
Suzuki A, Hayashi K, Nakaya Y, et al. Bálint Syndrome by Cerebral Septic Embolism. Neurol Clin Neurosci.doi: 10.1111/ncn3.12711